2020年7月4日土曜日

コロナ禍の中での軒花(献花)

今日はコロナ禍で各地域でお祭りが中止され、今年は春から全く出番のない軒花を宣伝させて頂きます。
竹串にピンクの紙の花が付いた飾りで、献花などとも呼ばれている物です。
お祭りの花と呼ぶ人もいますが…
豊橋の方でしたらお祭りの時期に見たことありますよね。


コロナ禍で今年は飾られていませんが、軒花は本来は邪気を払う意味合いがあるらしいです。
お祭りに生花を軒下に飾り神輿に乗ってきた神を迎えた習わしがルーツであるようです。
生花が紙と竹の造花になったようです。

11月・12月・1月はお祭りが少なく、お店のある豊橋市では2月の豊橋鬼祭り前後からお祭りが始まります。
春祭り、夏の花火祭り、豊橋祇園祭、羽田祭、秋祭りと続き、終わりは10月の豊橋祭り辺りで、豊橋祭りが終わるとパタッと注文も止まります。

ネットが普及してから分かったきたのですが、日本全国でみると軒花(献花)を使っている地方は一部のみで、地域によっても軒花の形も大分違うようです。
豊橋市も含めて、この辺りの地方の軒花は全国的に見て一番簡素な形の軒花で、お値段ももっとも安いようです。
東北地方の軒花(献花)などはもっと立派で1本あたりの単価も高いようです。さすが米どころですね。

この辺りの地方では、お祭りの寄付を頂く代わりに軒花を配ったり、お祭りの賑やかしの飾りとして使われる形が多いです。飾る本数も、祝い事ですので3、5、7本の割り切れない数で飾るのが一般的です。軒花が飾ってあるとこの町は今日お祭りなんだなとすぐに分かるようになってます。

他の地方の軒花・献花はどんな感じか、興味がありますので知っている方いましたら教えて下さい。

木瓜屋 本店 軒花(献花)↓

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